<R.O.R ➐>料理研究家【検見﨑 聡美さん】甘酢生姜と鶏つくねのおろし煮
”あの人”に教えてもらうレシピのリレー Relay of the recipes. Vol.7
第7回目は、料理研究家・栄養士の矢作 千春さんからご紹介を頂きました、料理研究家・管理栄養士の検見﨑 聡美先生です!
*プロフィール
料理研究家・管理栄養士
雑誌・書籍を中心に活動。初心者にも作りやすい手軽な家庭料理や生活習慣病予防レシピなど、多数発表。
=家庭料理の理念=
丈夫な体と心は、毎日の食べ物が作る。
せっかく食べるんだから楽しく作って、おいしく食べる。
基本をきっちりとおさえて、誰でも確実に作れる料理を!
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ご存知の方も多いと思いますが、検見﨑先生は本当にたっくさんの本を出版されています。ここではとてもご紹介しきれないのですが、そのほんの一部をご案内します。
直近2年間でも、こんなに!いや、もっとあるんです。どれも読みたいっ!
こんなに著名な先生のご登場、恐縮ながらも嬉しく心待ちにさせていただきました。
矢作さんからひとこと
私がこのお仕事を始めたころから、永きに渡って可愛がって(育てて??)下さっている聡美さん。聡美さんが作るお料理は、家庭的で美味しいのは当たり前!
そして、どこかにひねりが効いている絶妙レシピで、いつも勉強になります。
今回も新生姜レシピ、私も楽しみです♪
~食にまつわるお仕事に携わる ”あの人!” たちに、おすすめの旬の野菜の食べ方を教えていただきます。~
Organic Farm Aya の畑で採れた有機新生姜を使って”メインのおかずにもなる健康レシピ” とリクエストさせていただいたところ、身体にじわ~っと沁みわたる 「甘酢生姜と鶏つくねのおろし煮」 を教えてくださいました。
まず鶏のつくねを煮たスープの段階で味を見て塩分を確かめ、たっぷりの大根おろしと小さな甘酢生姜を加えると、魔法みたい!さっきまでとは違うお料理のようです。
思わず笑顔になっておいしい~!と言ってしまう、そんな身体思いな健康レシピのご紹介です。
◎甘酢生姜の切り方ひとつで、見た目も、食感も、味の広がり方も、こんなに違うんですね~。
材料 作りやすい量
鶏ひき肉 250g
玉ねぎ 50g
卵 1個
塩 小さじ1/4
昆布 3×3cm
水 2カップ
大根 300g
甘酢生姜 50g
甘酢生姜と鶏つくねのおろし煮の作り方
1.鍋に昆布、分量の水を入れ、20分ほどおく。
2.玉ねぎは、みじん切りにし塩少々(分量外)をふる。しんなりしたら水気をしぼる。
3.鶏のひき肉に、しぼった玉ねぎ、卵、塩を加えよく混ぜる。
4.大根はすりおろして、ざるにとり、汁気をきる。
5.鍋を火にかけ煮立ったら、ひき肉をスプーンですくって落とし入れる。アクをとりながら、7~8分コトコトと煮て火を通す。
6.塩でスープの味を調え、大根おろしと、軽く水気をきった甘酢生姜を入れ一煮し、でき上がり。
7.汁ごと盛り付け、クレソンを添える。
※寒くなるこれからの食卓に重宝するだろう、やさしい、あたたかい、汁物仕立ての煮物を作りました。
ポカポカと体の中から温まり、冬の日はこの温かさもごちそうです。
◎生姜は一度にそんなにたくさん食べるものでもないので、新しいうちに調理し日持ちのする甘酢漬けにしておきます。冷蔵庫で保存可能。そのまま食べる、ご飯に混ぜる、サラダに散らしたり、いろいろ使えます。
◆甘酢生姜の材料と作り方
1.新生姜200gは5㎜角に切る。
2.たっぷりの湯を煮立て、生姜を入れ7~8秒茹で、ざるにとり、湯を切る。
3.保存容器に入れて、塩小さじ1/2、砂糖大さじ2を加え、酢(150~200ml)をヒタヒタにそそぐ。
Point!
大根おろしと生姜を入れたら温まる程度に一煮し、火からおろしてください。
大根と生姜のさわやかな香り、みずみずしさを味わいます。
Vege8 Organic Farm AYAの野菜について
出身が明確な野菜は安心です。今回は生姜を使わせていただきました。
包丁を入れてみると、鮮やかなレモン色にびっくり!
かじってみると、瑞々しく、さわやかな香り、そして辛みはシャープ。加熱しても、しっかりと旨辛い。香り・刺激を楽しむなら生で。がっつりと生姜を堪能するなら、軽く火を通して、がおすすめです。
検見﨑先生の本
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