ある国会議員から聞いた話。
今年の後半、ある国会議員さんの話を聞く機会がありました。
その話の内容を簡潔にまとめると。
「農林水産省の官僚さんは、日本に農業は必要ない、日本は工業製品を輸出し、食べ物は輸入すべきだと考えている」というものです。
官僚政治だと言われるこのニッポンの、農水省の、上のポジションにいる官僚さんの考えなのだそうです。
「フォロー・ザ・マネー」という言葉があります。経済や歴史の研究で分からないことがある場合、お金の動きを追え、そうすれば真実が見えてくるという意味です。
新聞などで目にする農業絡みの予算や、農業現場で聞く補助金などのお金の動きをみていると、あながち・・・と思ってしまいます。
私たちが農薬や除草剤を使わず、安全で美味しい野菜を作り続けていくことに変わりはないのですが、有機栽培や慣行栽培、自然栽培や自然農法、そういった農法云々よりも、もっと大きな岐路に日本の農家は立たされているように感じた2017年後半でした。
今年も、多くのお客さまにvege8をご利用いただきました。レシピのリレーでは食のプロの方々に多大なるお力をお貸しいただきました。また、ブロックチェーン技術を使った野菜の安全の担保度を高める綾町の取り組みでは、電通国際サービスさんに新しい世界を体感させて頂きました。
皆様、本年も大変お世話になりました。ありがとうございました。
来年も、大局を横目で見ながらも、自分たちのできるコトに集中し、きちんと安全で美味しい野菜を作っていきたいと思います。
穏やかな、良いお年をお迎えください。
北野将秀 拝
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