完全無農薬・無化学肥料・除草剤不使用＜オーガニックファーム綾＞のジュース用無農薬有機人参の栽培過程をご案内します。

 

 

ジュース用の甘くて美味しい健康的な有機栽培無農薬人参を作るためには、土と種が何より大切です。今春からの畑の準備と栽培過程を、ご案内してまいります。

 

 

 

4月　25年以上農薬不使用の畑に緑肥を植えました。

 

 

＜オーガニックファーム綾＞の畑では、農薬や化学肥料などは一切使わず、緑肥（りょくひ）と呼ばれる植物肥料や、完熟した牛の堆肥などで土の下準備をします。

 

緑肥や有機肥料で活性化された沢山の微生物が土のミネラルなどを有効化し、人参の味や品質をよくしてくれます。　

　　

 

 

 

６月下旬　ジュース用有機人参を植える無農薬畑の土を整えます。

 

 

トラクターなどで踏み固めた表面から２５cmくらい下にある硬盤と呼ばれる硬い層を、大きな爪のついた機械で壊してあげます。

 

そうすると畑の深い部分にも酸素が入り、微生物も活性化し、畑の水はけもよくなります。

 

硬盤が壊れたゴロゴロした土の塊。

 

 

 

硬盤を壊してあげる農機具。

 

 

 

 

 

 

7月中旬　無農薬栽培の有機人参畑の草むしり対策

 

 

人参の種を撒く畝（うね）の部分をビニールで覆います。

そうすると草の種が太陽熱で焼け、雑草が少なくなり草むしの作業が楽になります。

 

このビニールを張る前に、畑に米ぬかや有機肥やしなどを入れます。

 

 

 

 

この状態で1ヶ月ほど置きます。

この作業によって、良い微生物がより活性化するとも言われています。

 

 

 

 

８月中旬　無農薬の畑に有機人参の種まき

 

 

土の準備ができると、1列1列ていねいに種を蒔きます。

2017年は8月16日に１回目の種まきをしました。

 

オーガニックファーム綾では長崎の黒田五寸人参を栽培しています。

人参の種にも色々な種類がありますが、この人参は固定種と言われる品種で、ジュースにした時の美味しさが際立っています。

 

固定種の野菜は生命力にあるれていると感じています。

 

 

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太陽熱をしていたビニールを剥ぎ、１列１列蒔いていきます。

 

　　

 

 

８月下旬　完全無農薬栽培の有機人参の種が発芽し始めました！

 

 

種を蒔き、5日ほどで芽が出てきます。農業をしていて一番嬉しい瞬間です。

 

 

 

 

 

 

9月中旬　無農薬畑に台風18号がやって来ました。

 

 

台風が直撃、発芽した人参を強い雨が叩きます。

 

※その週末、そして翌週にもたて続けに強い雨と風が吹き荒れました。

 

 

 

 

 

９月末　無農薬栽培中の有機人参の間引きと草むしり

 

 

人参と人参の間を空け、しっかりと成長するように、密集している人参を抜いていきます。地元のおばちゃん達が手伝いに来てくれました。

除草剤を使用しない為、全て手作業で行っています。

 

 

 

 

 

10月中旬　完全無農薬栽培のジュース用有機人参はすくすくと生育中。

 

 

今年は例年に比べ、発芽率が極端に良くないのですが。

なんとかここまで成長してくれました。

 

 

 

カロチンのオレンジ色も濃くなってきましたし、人参の香りも強くなってきました。

 

この後、ゆっくり土の栄養を蓄えながら、人参が徐々に大きくなっていきます。

 

 

 

 

今から収穫が楽しみです。甘い人参ジュースが楽しみです。

 

 

 

 

11月下旬　無農薬栽培のジュース用有機人参の試し掘り

 

 

11月28日　現在

長さは約12㎝　直径3センチ程度　重さは80g　でした。

 

 

カロチンの色味もぐっと濃くなってきています。

 

 

あと、もう少しです。

 

 

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