有機ほうれん草のフィナンシェ!
中学校からお弁当になって3日目ぐらいに、母にごはん(大きい方)のスペースとおかず(小さい方)のスペースを逆にして欲しいと頼んだら「だったら自分で作りなさい!」と言われ、素直に3年間毎朝自分でお弁当を作って通い切った、レシピ担当Yukiです。
ほうれん草は、家庭科の初めての調理実習、”ほうれん草のバターソテー”(バターの脂っぽさと塩のうす過ぎ)以来、トラウマ級に苦手な野菜でした。苦味というかエグミというか・・・。
と、思っていたら、採れたてのほうれん草は、まるで別物!フルーツのようなんです!
野菜は、肉や魚以上に生鮮食品なのだと思い知らされます。
葉は活き活きと張りがあって、茎はたっぷりと甘い水分を含んでいて。
ほうれん草に限らず、野菜と果物の差って本当はそんなにないんだな、と日々実感します。
こんな時の余って冷凍保存しておいた卵白が定量に達すると、いつもフィナンンシェを焼きます。
思い立ってほうれん草を混ぜてみました。
青臭さもなく、野菜が入っているという安心感から罪悪感もなく。
危険~、食べ過ぎ注意!
◎とにかくしっかり、焼き込みます。(オーバル型10個とインゴット型8個分)
■材料
卵白 140g・3個分くらい
小麦粉 65g
アーモンドプードル 50g
砂糖 140g
無塩バター 120g
ほうれん草 2~3株
■作り方
1.ほうれん草よく洗って葉の部分だけ茹で、冷水にとり、色止めする。オーブンは220℃に予熱する。
2.ボウルに小麦粉・アーモンドプードル・砂糖を入れて、泡立て器でよく混ぜる。
3.ほうれん草(目安40g)を、フードプロセッサー・すり鉢などでペースト状にする。
4.バターを小鍋に入れて、焦がしバターを作る。
5.ボウルに卵白を入れ、泡立てないよう切るように混ぜ、2を加える。
6.バター、ほうれん草も加えてよく混ぜる。
7.バターを塗った型に流し、210℃で10分、200℃で5分焼く。
■point!
バターはしっかり焦した方が美味しいです。私は濾さずに使います。あれば、ぜひ発酵バターで。
ほうれん草をペーストにする際、水分が足りないようなら焦げる直前のバターを取り置き、粗熱が取れたら加えるとスムーズです。
残った茎は、お味噌汁などに。