<R.O.R ➓>フードスタイリスト【上田 友子さん】ローストビーツと鰯のソテー
”あの人”に教えてもらうレシピのリレー Relay of the recipes. Vol.10
第10回目は、柏のカレー屋さん 【Cuffy Coffee&curry】 の稲川 広輔さんからご紹介を頂きました、フードスタイリストの上田 友子さんです!
※プロフィール
フードスタイリスト、テーブルコーディネーター。
「料理/器/色」との調和をテーマに広告、雑誌やWebテレビなどへのレシピ考案、調理、テーブルスタイリング、コーディネートを手がける。
シンプルな素材を、器、色、形の組み合わせによって、素材が持つ特徴を浮きだたせ、 ナチュラルかつモダンなテーブルに仕上げることを得意とする。
理論社「にっぽんのおかず」「にっぽんのおやつ」では調理と器選び、鈴木珠美さんの「野菜の新しい味」ではスタイリングを担当。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
テーブルコーディネートはもちろんですが、写真が美しいです!
自然食品通販<ビオクラ>のレシピページでも、たくさんのヘルシーなレシピを紹介されています。
上田さんのInstagramでご紹介されている ”おせち” も、とにかく圧巻!
稲川さんからひとこと
「上田さんの料理は、優しさと温かさをとても感じます。盛り付け、器の使い方なども上手で勉強になります。
とても尊敬している料理家さんです。」
~食にまつわるお仕事に携わる ”あの人!” たちに、おすすめの旬の野菜の食べ方を教えていただきます。~
Organic Farm Aya の畑で採れた<オーガニックビーツ>使って「ローストビーツと鰯のソテー」を教えてくださいました!
蒸し焼きになったビーツは、まるでとうもろこしのような香りと甘さ!
さっぱりとしたマリネされた鰯と、ビーツの相性も抜群です!
材料
ビーツ 中2個
鰯 2尾(頭、内臓を下処理)
塩、こしょう 少々
レモン汁 小さじ1
オリーブオイル 大さじ1
レモン 適量
お好みのリーフ類 適量
◎ハーブパン粉
パン粉 大さじ2
パセリ 大さじ1
塩 小さじ1/4
にんにく 小さじ1/3
オリーブオイル 小さじ2
・パセリとにんにくはみじん切り
・パセリは、水大さじ1と合わせておく
ローストビーツと鰯のソテーの作り方
①ビーツは葉を落としてよく洗い、皮つきのままそれぞれをアルミホイルでふんわりと優しく包み、オーブン(予熱150℃)で約1時間ほど焼く。
②鰯を焼く5分ほど前に塩、こしょう、オリーブオイル、レモン汁を合わせて鰯をマリネする。魚焼きグリルを温めたところへ鰯を置き、中に火が通るまで中火で焼く。(グリルがない場合はフライパンやトースターで調理可 )※鯵や秋刀魚などの青背魚でも代用可
③ハーブパン粉の材料を混ぜ合わせ、小さめのフライパンに入れて水分が完全に無くなり、にんにくの香りが立つまで焦がさないよう弱火で乾煎りする。
④①を食べやすい大きさに切り、②と一緒に器に盛り付ける。ビーツや鰯に③を乗せて、レモンやリーフ類を添えていただく。
point!
・ビーツのおいし
・アルミホイルをきつく包むのではなく、
Vege8の野菜について
まずシンプルにローストして食べてみたところ、予想以上の甘みと旨みにあっという間に丸ごと完食してしまいました。ビーツだけでも十分メイン料理となり、一度食べたらきっとこのビーツの大ファンになること間違いなしです!
Vege8さんのこれまた甘みたっぷりの人参でも、同じ手順でおいしくできます。
野性的に育てられた野菜のおいしさに触れ、素材を選ぶことの大切さを改めて感じることができました。
編集後記:レシピ担当Yuki
ビオクラでご紹介されているレシピを見て、その豊富さに驚きました!そのどれもが、おいしそうです!
お写真もすべてご自身でコーディネート&撮影までをこなされているそうで、またビックリ!
細やかな+アルファの演出が、こうもお料理を華やかに、見る人・食べる人を嬉しい気持ちにしてくれるんですね。
今回も、上田さんらしいファッショナブルなスタイリングは雑誌の1ページの様に美しく、とてもキレイ~!
素朴な素材に素敵な魔法を、ありがとうございました。
まだまだ日常使いのむずかしいビーツのおいしい提案、ごちそうさまでした!
Infomation
この春、世界遺産の五箇山合掌造りのある富山県南砺市で、期間限定でオープンする地元の天然山菜をいただける里山レストランのフードコーディネートを手がけるご予定だそうです。