生姜の食べ方間違っていませんか?「冷え性」を改善させる生姜の食べ方。
生姜の原産地、インドの伝統医学「アーユルヴェーダ」では、「生姜は神様からの贈り物であり、万病を治す力がある」と伝えられていたり、1596年に中国で完成した薬学書「本草綱目」(ほんぞうこうもく)には、「生姜は万病を予防する」と書かれていたり。
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日本でも、お医者さんが処方する漢方薬、約200種類のうち、65パーセントの漢方薬に生姜が配合されおり、生姜なしには漢方は成り立たないとまで言われてています。
世界中の生姜の薬効研究などを調べて行くと、多くの薬効を探すことができますが、その中でも特に多いのが冷え性を改善する効果。
その冷え性を改善させるためには、ただ、生姜を食べれば良いわけでなく、それに合った食べ方があり、食べ方によっては逆に体温を下げてしまう可能性もあるんだそうです。
生姜の強力なファイトケミカル
生姜には400種類ほどの、ファイトケミカル(植物性化学物質)が含まれています。
ファイトケミカルとは、思い立った時、よいしょっと自分で移動することのできない植物が、自分の体を、有害虫、紫外線、大気汚染などから守ったり、体内に有害物が入った際に解毒してくれたりする物質。
ファイトケミカルといえば、大豆のイソフラボンや、人参のカロチン、ブドウのアントシアニンなんかが有名ですね。
生姜のファイトケミカルで冷え性改善に重要なのが、「ジンゲロール」と「ショウガオール」という強力な働きをしてくれる2つ。
「ジンゲロール」と「ショウガオール」は、関節痛などの痛みの鎮痛作用、解熱作用、血圧降下作用、血行促進、強肝、コレステロール低下作用、抗酸化作用、体を温める作用などが代表的な効果として挙げらることが多いですよね。
体の芯からを温める、生姜の食べ方。
生姜の薬学的研究の第一人者である薬学博士の田部昌弘先生は、「ジンゲロールは手足の血流をよくして手足を温めるが、結果的には体の芯の熱を拡散させ体熱を下げてしまう、しかし、ショウガオールは胃腸の壁を刺激して、熱を生産し、内臓、つまり体の芯を温めてくれる」と指摘されています。
ジンゲロール
生の生姜に含まれ、手足などを直ぐに温める効果がありますが、1時間ほどすると体の表面温度も体の芯部の体温も下がります。ジンゲロールは生姜を加熱や乾燥をさせると、血行をよくして体の芯から温めてくれるショウガオールに変化していきます。
ショウガオール
乾燥や加熱した生姜に多く含まれ、体の芯から温めてくれ、体温を維持してくれる効果あり。
加熱した場合、30度を超えるとジンゲロールがショウガオールに変化しはじめ、60度になるとほぼ半々になり、100度になるとほとんどがショウガオールになります。
生姜をカラカラに乾燥させると、生の生姜に含まれるジンゲロールの約半分がショウガオールに変わります。ジンゲロールとショウガオールが含まれた乾燥生姜は、手足も体の芯も温めてくれるうえ、温めが持続する効果も高いのです。
冷え性の方が体を芯部から温めたい場合、生の生姜よりも、ショウガオールの沢山含まれた、加熱や乾燥させた生姜を使うのが効果的です。
代謝が12%も落ちます。太りますよ。
体温が1度下がると、体の代謝が12パーセント、免疫力が30%も落ちると言われ、それに伴い、体内の脂肪や糖が燃焼されずに燃え残り、糖尿病や肥満などを引き起こしやすくなりますよ。
あなたも知ってるよううに、冷えは万病のもと。私たちの体で冷えていいところは、怒った時の頭ぐらいですからね。
これは畑も同じで、土の冷たい畑では良い作物は育ちません。
健康を維持するのに一番大切なものは体温です。
生姜で体を芯から温めましょう!
おしまい
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