家庭菜園でサツマイモを甘く育てたいあなたへ。これをやるといいですよ!
8月末から出荷が始まるサツマイモ畑の草むしりが続いています。
草むしりと同時に行うのが、サツマイモ独特の「つる返し」と呼ばれる作業。
これが、サツマイモを甘く、大きくする秘訣なのです。
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サツマイモの苗は1本1本こんな感じで植えていきます。
1ヶ月程で葉っぱが茂ってくると、サツマイモの苗はツルを横に伸ばし始めます。
サツマイモは、ツルの「節」の部分から根を出します。
そしてサツマイモは、地中の養分を吸収する能力が根物野菜の中でも強いので、横に伸びた、土と接しているだけのこの「節」の部分から根を伸ばし、根は地中へと向かいます。
サツマイモは飢餓食物と呼ばれ、土が痩せていた方が良く育つ野菜です。
戦後の日本の食料難を救ってきた食べ物です。
なので、逆に土が肥えていると、ツルだけが育ち、甘くない小さな不揃いのサツマイモしかできません。
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肥料たっぷりの肥えた畑だと、サツマイモが、ここには栄養分が沢山あるから実の中に栄養分んを蓄えなくて成長できる!養分は地中から吸収できるから大丈夫!と判断してしまい、サツマイモ(実)に栄養分を蓄えず、ツルばかりが茂ってしまうのです。
これを、「ツルボケ」と呼びます。
なので、サツマイモ用の痩せた畑でも、横に伸ばしたツルの「節」から出た根が、余分な栄養素を吸収してしまい、サツマイモが栄養がいっぱいある!と勘違いし、実に栄養を蓄えなくなります。
そうすると、美味しいサツマイモには育ちません。
こんな感じで、横に伸びたツルからでた根っこを、剥ぎとっていく作業が、「つる返し」。
横に伸びたツルが地面に接しないようにツルを上げていきます。
家庭菜園でサツマイモを作るなら、この「つる返し」をやってみてくださいね!
根っこを抜くとき、バリバリ音がするけど、気にしなくて大丈夫。バリバリいきましょう。
サツマイモは、あなたの想像以上に強く、心強い野菜です。
収穫した芋は、1ヶ月くらい暗冷所に新聞紙に包み置いておけば甘さが増しますよ。
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おしまい。
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