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無農薬・無化学肥料・除草剤不使用のジュース用有機人参を育てている 九州・宮崎県綾町の有機JAS認定農家の直営サイトです。
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<R.O.R ㉕>フードスタイリスト【黒木 優子さん】有機さつまいもと豚肉の中華おこわ

 

”あの人”に教えてもらうレシピのリレー Relay of  the recipes. Vol.25

 

 

第25回目は、神奈川・小田原『chinois歩歩路』(シノワ・プープールー)オーナーシェフ吉澤 正さんの奥様、哲子さんからご紹介を頂きました、フードスタイリストの黒木優子さんです!

 

 

 

黒木 優子さんのプロフィール

 

 

 

フードスタイリスト(ときどき料理家)

 

 

手軽なおもてなし料理やおつまみ、お菓子のレシピとスタイリングを中心に書籍や雑誌、広告で料理まわりの仕事をしています。

 

 

料理もスタイリングもおいしい、おしゃれな中にクスッと笑えて楽しくなるような自分らしさを出したいと思っています。

 

 

作りたい料理のテーマは『大人のつまみとこどものつまみ食いオヤツ』です。

 

 

・・・・・・・・・・・・・

 

 

黒木さんは、料理本も出版されている他、某企業広報誌の料理ページで『野菜の作りおき』の連載や、今年発売された『まいにち絶品!『サバ缶』おつまみ』・『サラダチキン鶏むね肉の絶品おつまみ』(青春出版社)のスタイリングを担当されたりと、幅広くご活躍されております。

 

 

哲子さんも、黒木さんも、さすがスタイリストさん!とにかく写真がオシャレです。

 

 

 

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吉澤 哲子さんからひと言

 

 

シェフと二人で店を立ち上げる前は、フリーランスのスタイリスト兼ライターとして仕事をしていました。その時に出会ったのが、同じフリーランス仲間の黒木さんです。

 

私も二足の草鞋を履く珍しいタイプでしたが、黒木さんも料理研究家兼スタイリスト、という肩書の持ち主。野菜使いが絶妙な、優しい味の家庭料理やお菓子のアイデアをいつも提案してくれたものです。

 

宮崎にも縁が深い方で、度々訪れてはSNSにアップされているその土地ならではの習わしやお祭り、食べ物や景色など、ワクワクする楽しさです。

 

今回、宮崎の無農薬野菜を使ったこの企画のお話をいただき、次にリレーを託すなら…と黒木さんが真っ先に思い浮かびました。

 

その語り口は飄々として面白く。人見知りだけどさみしがりやでもあり。
私の勝手な印象ですが(笑)。

 

新鮮な素材を生かした彼女の野菜レシピは、きっとたくさんの方に受け入れられると思います。個人的にもとても楽しみにしています。

 

 

 

 

~食にまつわるお仕事に携わる ”あの人!” たちに、おすすめの旬の野菜の食べ方を教えていただきます。~

 

 

 

<オーガニックファーム綾>の有機さつまいもを使ったお料理をリクエストさせていただいたところ「有機さつもいもと豚肉の中華おこわ」を教えてくださいました!

 

 

豚肉を焼く匂いが台所に充満し、花椒の香りに包まれ、どんどん気分と期待値が上がる、お鍋で作れるおこわです。

 

それぞれの素材と調味料、材料のどれひとつとして欠かすことのできないバランス。もう一口、もう一口と食べては、その奥の深いおいしさを何度も味わいたくなります。

 

さつまいもも主張しすぎず、うずらや豚肉との相性の良さはもちろんなのですが、はずかしそうにそっと隠れた花椒に、なるほど!とパクチーを添える理由が納得できます。

 

お醤油味のおこわに慣れた舌にも大変おいしい、素材を楽しむ旨みの深~い塩味の中華おこわのご紹介です!

 

 

vege8 黒木優子さん 有機さつま芋のおこわ

◎中国茶にも、ビールにも、ワインにも、焼酎にも~!

 

 

 

材料  4〜6人分

 

 

・さつまいも(大) 1本(380〜400g)

・豚バラ塊肉 250g

・うずら卵 10個(茹でて殻をむく)→(水煮のものでもOK)

・米 2合(300g)

・もち米 1合(155g)

 

(A)
・塩 小さじ1
・サラダ油 小さじ1

 

(B)
・水 500ml
・塩 小さじ2
・しょうゆ 小さじ1
・ごま油 小さじ1
・ザーサイ(味付き)(みじん切り) 15g
・花椒 小さじ1/2 →から炒りして香りを出す

 

(C)
香菜(刻む) 適量
しょうゆ 好みで極少量

 

 

 

有機さつまいもと豚肉の中華おこわの作り方

 

 

1 豚肉は2㎝大の角切りにして(A)の塩をまぶして手ですりこみ、1時間ほどおく。
  →水分が出るのでペーパーでふきとる。

 

2 米、もち米は合わせて洗い、ざるにあげて水気をきる。(30分くらい)

 

3 さつまいもは、よく洗い小さめの乱切り(2㎝大)にして水にさらす。

  
4 厚手の鍋(または土鍋)に2、(B)を入れて混ぜ10分ほどおく。

 

5 フライパンを火にかけて(A)のサラダ油を入れ、1の豚肉を強火でこんがりとまわりに焼き色がつくように焼く。油がたくさん出たらペーパーでふきとる。

 

6 おこわを炊く。4に水気をきった3のさつまいも、5の豚肉、うずら卵をのせてふたをする。強火にかけて4〜5分で沸騰したら弱火にして12分したら火をとめる。そのまま10分おいて蒸らす。

 

7 かき混ぜて器によそい、好みで香菜をちらす。(おつまみ的に食べる、パンチが欲しい時には温かいうち限定でチョン!と追い醤油するのもお試しください!)

 

 

 

Point!

 

・豚肉は即席の塩豚にして旨味を出します。 水分をふきとってからカリッとこんがり焼くのがポイントです。

 

・おこわを炊くときの水分はもち米を使うので、少しひかえめにしてパラっと炊き上げます。 

 

・主役のさつまいもの味(甘み)を引き立てるように塩味メインのシンプルなあっさり味付けにしています。 

 

・もち米は1/3量にして重たくなりすぎないようにしています。炊きたてももちろんおいしいのですが冷めたものも、もち米効果で固くならずおいしいです。

 

 

 

 

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Vege8<オーガニックファーム綾>の野菜について

 

 

畑から採れたてを送っていただいたのでしょう、土のついた丸々と形の良い大きめのさつまいも。洗ってみたら鮮やかな赤紫の皮色。

 

切ってみたら思ったよりもさくっと切れる。。。みずみずしいさつまいも!でした。

 

もちろんやわらかいというわけではなく。料理に使うとさつまいもの味は濃く、しかし甘すぎずでしっかりと料理を受け止めてくれました。

 

 

 

黒木 優子さんの本

 

 

12種類のおすすめドレッシングと、どれを合わせてもOKのサラダがのっています。ジャーには入れずとも野菜好き・サラダ好きの方へおすすめの本です。

 

 

 

 

 

編集後記:レシピ担当Yuki

 

 

黒木さんのお父様は宮崎のご出身とのことで、今回は深いご縁のある方にご登場いただきました。

 

初めてのお打ち合わせの際に、既にいくつかレシピの候補を用意してくださっていましたが、”おこわ”と聞いて、他のレシピがもう耳に入らないくらい、是非にとお願いした”さつま芋のおこわ”は、お正月のお重にもぴったり!です。

 

野菜料理を得意とする黒木さんの素材の見極め力で、当初のこってり系お醤油味からあっさり塩味ベースに急遽レシピを変更し、さつま芋を軸に最上級の組み合わせを引き出してくださいました。

 

花椒を使うと大人っぽい(辛いような)イメージですが、子供たちの食べっぷりも凄まじく、”温かいうち限定でチョン!と追い醤油”を試す暇もなかった程、誰にも美味しいおこわでした~。

 

「もっと食べたい!また作って!」のリクエスト、次回4合でも足りないかも!のやみつきおこわ、ごちそうさまでした!

 

 

 

レッスン情報

 

 

昨年末よりご自宅にて不定期(2~3ヶ月ごとに新メニュー)で少人数制料理教室を開催されています。

 

季節にあった、おもてなしにもなるメニューを毎回4点ほど作ります。

 

*詳細は、黒木優子さんのInstagramでご確認ください。

 

 

 

 

 

 

※「”あの人”教えてもらうレシピのリレー」は、これまでたくさんの素敵な方々にお力添えをいただき、25回目を迎えることができました。奇跡のように巡り巡る、もったいないほどのご縁に、心からの感謝を申し上げます。

 

⇒これまでに「”あの人”に教えてもらうレシピのリレー」に参加してくださった皆さん。

 

 

 

 

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