「直感力」を高めたい?!そんなあなたにはオーガニック野菜を。
理想的な野菜(旨くて、栄養価が高く、安全で形も美しい)を作れるかどうかは、土の中の微生物の量や相関で決まってきます。栽培技術も大事ですが、土づくり(有益で多様な微生物の活性)がなにより大切です。
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2015年に出版された「失われてゆく、我々の内なる細菌」で、著者であり、人間のマイクロバイオームの研究の第一人者であるDr マーティン・J・ブレイザーは、微生物の役割が、人間の健康に重要役割を持つことを先端科学の研究で解き明かしました。
マイクロバイオームとは、人の腸内に住む微生物の集合体のこと。
人間の体には、100兆個の多様な微生物が住みついており、その細菌は単に体に宿っているだけではなく、体の免疫系や病気への抵抗性に重要な役割を果たしていることが分かってきたのだそうです。
その微生物の多様性の喪失が、生活習慣病やアレルギーなどの健康問題の原因にもなるのではないかと考えられており、現在さらなる研究が進んでいるのだそうです。
多様性の喪失
近代医学では、細菌が病気の原因であることが発見され、抗生物質を用いた治療法が開発されてきましたが、結果的に、全ての細菌が様々な病気を引き起こす病原体という間違った解釈により、抗生物質の乱用で、体内の多くの細菌をやっつけ、本来人間の体内に必要であった微生物の多様性を失ってしまったのです。
その細菌の多様性の喪失は、抗生物質使用だけの問題ではなく、飲用水の殺菌に用いられる消毒剤や農作物に使われる農薬も原因といわれています。
また、過度にきれいしようとする除菌シートやスプレーなどの抗菌グッズもその一因といわれているのだそうです。
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I have a gut feeling
アメリカでは、直感があることを”I have a gut feeling” と表現します。
「Gut」とは「腸」のこと。
あなたの腸が直感を司っているというのです。腸が感じるのだそうです。
確かに、なんか違うな~と、お腹で感じた経験ありませんか?
あなたも、過度な抗生物質や除菌を避けたり、無農薬の野菜を食べたりと、腸に住み着く微生物の多様性を増し、健康に保ち、直観力を高め、正しい答えの見えない、不確実性の高い社会をサバイブしていきましょう!!
伝染病などに対抗するための、特定細菌だけに効果を発揮する抗生物質を開発したり、病気の進行や薬の効力に微生物がどう関与しているのかを科学的に理解するには、あと10年必要といわれているのだそうですよ。
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おしまい。
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