「がん」が消える?人参ジュースが「がん」に効果的といわれる理由。
固定種の種にこだわった、有機栽培の完全無農薬人参を生産していると、わざわざ畑にまで買いに来られる方がいらっしゃいます。
その方々とお話しをしていると、家族や友人がガンで、ゲルソン療法という食事療法で無農薬の人参が必要だから来ました、と話して下さる方が多いんです。
そこで、ゲルソン療法でも重要な「人参ジュース」と「がん」の関係について調べてみました。
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ゲルソン療法とは?
ゲルソン療法とは、ドイツのゲルソン医師が1930年に開発した治療法で、ガンを全身の栄養障害、代謝障害ととらえ、大量の生野菜ジュースや塩抜きの食事摂取を中心に治療していく食事療法。
ゲルソン療法の最重要のポイントは、人間が本来もっている自然治癒力を高めるということなのだそう。
また、ゲルソン療法で自身のガンを克服した医師の星野仁彦氏が書かれた、「ガンと闘う医師のゲルソン療法」には
ゲルソン療法は、単なる根拠のない民間療法ではありません。医師としてのゲルソン博士が、知識と臨床経験から生み出した、科学的根拠のある食事法であり、栄養療法です。いまだに解明されていない部分もありますが、やがて化学的にすべて明らかにされるでしょう。
とも書いてあります。
なぜ人参ジュースがガンに効果的なのか
ゲルソン療法の特徴のひとつが、大量の人参ジュースと多種類の生野菜ジュースを飲むこと。
多くの野菜が抗ガン作用を持っていることは知られてきていますが、ゲルソン療法では特にニンジンジュースを大量に摂取します。
それは、人参には抗がん作用のあるベーターカロチンとアルファカロチンなどの優れた栄養素が豊富にふくまれており、特にアルファカロチンは、ベータカロチンの2倍の抗ガン作用を持っていると言われ、発がん抑制効果はベータカロチンよりもはるかに強いという研究結果も出ているのだそうです。
また、米国立がん研究所も、がんの予防に1日に6mgのベータカロチンの摂取が望ましいとも勧めています。
理想的な人参ジュースの量
では、どのくらいの量を飲めばいいのでしょうか?
前記の星野医師の著書によると、症状によっても変わってきますが、1日数回に分け、1200cc~3000ccの量がお勧めなのだそうです。
多めの量ですが、それは大量の野菜が、抗がん剤の代わりになると考えられているからなのだそうです。
最近、「抗がん剤」を疑問視する声も多く聞きますから、抗ガン作用のある栄養素を含む野菜の大量摂取は、身体へのリスクが低いのかもしれません。
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人参ジュースの効果的な作り方
人参ジュースや生野菜ジュースを大量に飲むゲルソン療法ですが、その作り方も重要です。
というのは、人参にはアスコルキナーゼという酵素が含まれており、これがビタミンCを破壊する働きがあり、ほかの野菜と一緒にジュースにしてしまうと、ほかの野菜のビタミンCを壊してしまいます。
なので、人参ジュースは単独で作りましょう。
ただ人参によっては、単独でつくると美味しくないものもあると聞きます。
その場合はリンゴを入れると美味しくなりますが、その場合もまず人参ジュースを作り、そこにレモン汁を数滴加え酸性にし、ビタミンC破壊酵素が働かなくしておいてからリンゴジュースを混ぜて下さい。そうするとビタミンCは壊れません。
これは他の野菜ジュースと混ぜて飲みたい時も同じです。
また、ミキサーも高速回転式のミキサーはすりつぶす働きが劣り、栄養素がじゅうぶんに抽出されないと言われていますので、ゆっくりすりつぶし、栄養素をじゅうぶんに搾りだす、圧縮式の低速ジューサーの方がお勧めです。
スロージューサーはどんどん進化しています!アマゾンレビューも参考にしてみてください。
人参ジュースを作るポイント
□ 人参ジュースは単独でつくる
□ もし他の野菜と混ぜるなら、まず人参ジュースを作り、それにレモン汁を入れてから混ぜる。
□ 人参ジュースだけで美味しくない場合はリンゴを混ぜる。その場合もレモン汁をいれる。
□ 十分に栄養素を抽出するため、できれば圧縮式のミキサーで作る。
こんな人参は避けましょう!
できれば無農薬、無化学肥料の有機栽培の人参や野菜がお勧めです。
農薬によっては発がん性物資が含まれている物もあります。
そんな農薬が使われた人参や野菜を体内に取り入れては元も子もありません。
また、抗ガン作用があるベータカロチンなどのファイトケミカルなどの栄養素は、皮と実の間に豊富にあるという研究も発表されています。
そうなると、皮を剥かずに丸ごとジュースにした方が、より多くの栄養素が取れます。
摂取する栄養素の面からも、皮を剥かずに使える安全な無農薬の有機栽培人参がお勧めです。
もっと言えば、もし入手可能であればなのですが、生命力の強い固定種の種で育った無農薬の有機栽培人参を選んでください。
<冬季限定!>
カロチンたっぷり!皮ごと使える<オーガニックファーム綾>の【完全無農薬栽培】ジュース用<ふぞろい>有機人参!
無農薬の野菜が入手が難しい場合
抗ガン作用のある「ルティン」が多く含まれるホウレン草などの葉物野菜には農薬が残りやすいですし、人参などは土の養分を吸い上げる力が非常に強いので、無農薬、無化学肥料の畑で作られたものを選んでください。
でも、無農薬、有機栽培の安全な野菜や果実の入手が難しい場合は、とにかく、とにかく、十分に洗いましょう。
農薬を落とす洗い方
水、酢、重層をスプレー式の容器に混ぜます。そうするとシュワシュワと化学反応しますので、フタをせずに置いておき、シュワシュワが終ったらフタをしよく振って、農薬を落としたい野菜や果実にスプレーしてください。
スプレーしたら5~10分置いておき、流水で洗い流して下さい。
<用意する物> 水250ml、酢100ml、重層 おおさじ1杯程度。
残留農薬を落とす、安全な野菜洗浄剤もありますので参考にしてみてくださいね。
数千件の事例
ゲルソン療法でガンを克服した事例は世界中で数千件もあるそうです。
ただ、ゲルソン療法や人参ジュースが必ずしも全ての人に有効というわけではないとも思います、が、調べるほどに試す価値は大きい療法だとも思います。
今回は、ゲルソン療法のなかでも重要なポイントとなる人参ジュースのこと書いてみましたが、書籍も数十冊出ているので、もっと詳しく知りたい方はぜひ読んでみて下さい。
ゲルソン療法とニンジンジュースが分かるオススメ書籍
※品種は、甘くてベータカロチン含有量が多いといわれる黒田五寸人参です。
<おすすめレシピ>
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