「食の未来のためのフィールドノート」上下巻 ダン・バーバー著
オバマ大統領夫妻もお忍びで通う、ニューヨークの三つ星レストランのシェフの書いた本。
シェフとして最高の料理をつくるため、自分の使う素材がどのように育てられるのかを知る旅にでる。
そこで目にした、便利さや効率を求めるために変わってきた食の生産環境について見聞きしたことが「土と大地」と「海と種子」の上下巻で語られている。
味も良く健康に寄与し、持続可能性の高いオーガニックは生産量を求めることは難しくまだまだ価格も高い。
農薬を使う遺伝子組み換えは、収穫量、生産効率も高く、世界の人口増加からくる食料不足や飢餓を救ってきた面もある。
これらに関して、有機農家として、膝を打つような明確な答えみたいな物は見つけられなかったけど、原書の題名「The Third Plate: Field Notes on the Future of Food」に、「サードプレート」とあるように、コーヒーのサードウェーブ化が加速しているように、食の「サードウェーブ化」も世界中で進むのだろうと思えた。
ニューヨークタイムズのベストセラーであり、料理界のアカデミー賞と言われるジェームズ・ビアード賞を受賞した本なので読みごたえあり!!
食の未来のためのフィールドノート・上: 「第三の皿」をめざして:土と大地
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ダン・バーバー
エヌティティ出版
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NYを旅したら、このシェフの料理を食べ、話を聞いてみます。
おしまい。
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