”あの人”にリクエスト『有機レタスのためのサンドウィッチ ~ 蒸しバインミー 』
「”あの人”にリクエスト」
やっぱり知りたい「今どきレシピ」や、「お助けレシピ」、今さら聞けない「定番レシピ」の数々。
「いつも作っている”あの人”」や、「きっと知ってる”あの人”」、「それが得意な”あの人”」たちに、リクエスト!
皆さんからの「あのレシピが知りたい」や、「気になる”あの人”に教えて欲しい!」も、リクエストをお待ちしています!
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有機レタスのためのサンドウィッチ『蒸しバインミー』
フレッシュなプリーツも美しく、舌に弾き返すようでやわらかなその葉たち。レタスは脇役なんかじゃないんです!サンドウィッチについでに挟むのではなく、レタスを楽しむためのサンドウィッチ。
今回は、「”あの人”に教えてもらうレシピのリレー」第1回で「鶏の新しょうが煮」を教えてくださった、東京・江古田ベトナム屋台食堂 Mãimãi・ECODA HẺM 店主の足立由美子さんに「有機レタスのためのサンドウィッチ・バインミー編」をリクエスト!
日本のベトナムシーンの先駆け、ベトナム歴24年の足立さんが監修された『バインミー図鑑』。
ベトナムの代表的なサンドウィッチ・バインミーの数あるバリエーションの中から、レタスで巻いて食べる『蒸しバインミー Bánh mì hấp 』を教えてくださいました。
☞ ふわっふわ!の食感は新しく、いくらでも食べられる!
☞ ベトナム気分を心ゆくまで満喫できる!
☞ とにかく楽しい!嬉しい!美味しい!
「蒸しバインミー」の材料
■豚そぼろ (作りやすい分量)
・豚ひき肉 100g
・ニンニクみじん切り 1かけ分
・サラダ油 大さじ1
・グラニュー糖 小さじ1
・ヌクマム 小さじ1
・シーズニングソース 小さじ1/2
・黒こしょう 適宜(多め)
・片栗粉 小さじ1
・水 大さじ2
・ネギ油 大さじ2
・フランスパン(約20cmの長さのもの) 1本
・刻みピーナッツ 適宜
・青パパイヤとにんじんのなます 適宜
・サニーレタス 3~4枚
・大葉 6枚
・スぺアミント 適宜
・パクチー 適宜
・・・・・・・・
≪準備≫
ネギ油・たれ・なますを作っておく。
■ネギ油
1.万能ネギ小口切り大さじ2と塩ひとつまみを耐熱容器に入れて混ぜておく。
2.サラダ油大さじ3をフライパンに入れて熱し、1の容器に注いで混ぜ合わせる。
■たれ (作りやすい分量)
・グラニュー糖 大さじ6
・お湯 大さじ12
・ヌクマム 大さじ4
・にんにくみじん切り 大さじ1と1/2
・赤唐辛子みじん切り 適量
■なます (作りやすい分量)
・青パパイヤ 120g
・にんじん 50g
・塩 ひとつまみ
【漬け汁(甘酢)】
・ 砂糖 大さじ1と1/2
・米酢 大さじ2
・お湯 大さじ1と1/2
A. 青パパイヤは皮をむいて種を取り除いて千切り、にんじんは皮をむいて千切りにする。青パパイヤとにんじんを合わせてボウルに入れ、塩をまぶしてしばらくおく。
B. 甘酢をつくる。お湯にグラニュー糖を混ぜて、溶かしたところに米酢を加えて混ぜる。
C. Aの水気をしぼり、甘酢に15分ほど漬け込む。
「蒸しバインミー」の作り方
1.フライパンに油を熱し、ニンニクのみじん切りを入れて炒め、香りが出てきたら、豚ひき肉を加えて炒め、色が変わるまでしっかり炒め、調味料を加えて混ぜる。
2.分量の水溶き片栗粉を加えて混ぜ、とろみをつけて火を止める。
3.野菜と香草は洗って水を切り、皿に盛りつける。
4.たれになますを入れておく。
5.フランスパンは1~2cmの厚さの輪切りにして、豚そぼろをのせ、耐熱の皿にのせ、蒸し器に入れて約5分蒸す。パンが柔らかくなったら蒸し器から取り出し、皿に盛る。
6.上からネギ油をかけ、刻んだピーナッツをふる。
≪食べ方≫
サニーレタスなどの大きめの野菜を皿に敷き、その上に蒸し上がったフランスパンをのせ、上から好みの野菜や香草、たれの中のなますをのせて巻き、たれをつけていただく。
「蒸しバインミー」を美味しく楽しむためのアドバイス
・フランスパンは、スーパーなどで入手できるソフト系のものがオススメ。硬くなってしまったものでも、美味しく食べられるレシピです。
・青パパイヤが手に入らない時期は、大根で代用できます。
・蒸したてのフワフワのうちに是非!
Vege8の野菜について
にんじんや生姜、里芋などの美味しさは抜群!
それに加えて、今回レタスの美味しさに感動しました。特に鍋に入れていただくフリルレタスは格別です。シャキシャキモリモリ、あっという間にぺろり。
サニーレタスやグリーンカールも、サラダに良し、巻いても良し!焼肉と一緒に食べたりするのもオススメ!
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「蒸しバインミー」作ってみました! レシピ担当:Yuki
足りない自信(?)があったので、レシピの1.5倍量で作りました。
27㎝の蒸籠に、オーブンペーパーを丸く切って、所々に切り込みを入れたものを敷き、フランスパンに肉そぼろを載せて、ぎゅうぎゅうに詰めて蒸しました。
テーブルに出し、蓋を開けた瞬間に、高校生の息子たちは身を乗り出し、ネギ油をかけたら、もう目が離せなくなっていました!
レタスの上にバインミーをのせ、パクチーたっぷり…なますをかけ…。
食べてる先から、次のバインミーに手が伸びる…を繰り返し、アッという間になくなってしまいました!
いや~、楽しい。
まだまだ食べられるな~、もっと食べたいな~。30㎝くらいのフランスパンじゃ、全然足りませんね…美味しいです。
添えた山盛りレタスと香菜も、なますをかけて、すっかり完食しました。
今回リクエストした ”あの人”「足立 由美子さん」
バインミーをいち早く日本中に広めた足立由美子さんに『有機レタスのためのサンドウィッチ~蒸しバインミー』を教えていただきました。ふわっふわのバインミー、両手じゃ足りない美味しさでした!
東京・江古田のベトナム屋台料理店「Mãimãi」「ECODA HẺM」店主。
ベトナム各地の「おいしいもの」「おもしろいもの」探しが得意。
著書は『バインミー』(文化出版局)『ホーチミンのおいしい! がとまらないベトナム食べ歩きガイド』(アノニマ・スタジオ)他。
↑ もうすぐ英語版も出版されます!
足立さん、レタスを楽しむための”とっておきのベトナム”、ごちそうさまでした!!