綾牛のぬか漬け焼き (おつとめ品仕様)
「あさが来た」はもちろん、「あまちゃん」も見ていなかったのに、「とと姉ちゃん」は欠かさず見ている、レシピ担当Yukiです。
ぬか漬けの美味しい季節です。
わが家では人参・きゅうり・大根を基本に、その時々、手元にある野菜をいろいろ漬けています。
実家の母はキャリアも長くぬか漬けがとても上手なのですが、なにしろ遠方の為、自分で作るしかないでしょう・・・と試行錯誤、数々の失敗を乗り越えやっと、まぁまぁかな、と思えるぬか床になってきました。
漬けているうちに水っぽくなってきちゃったー、というお悩みをよく耳にしますが、
その水は野菜から出た栄養たっぷりの美味しいものなので、水抜きして捨てるのはもったいないんです!
その水分とぬか床のぬかを、生のお肉やお魚にたっぷりまぶして、小さなビニール袋に入れて空気を抜いて密閉。
冷蔵庫に入れて2日以降、3日目頃が食べごろですが、5日を過ぎるようであれば、冷凍庫へ。
元のぬか床には、ぬかと塩・昆布などを足して、また野菜を漬けます。
まだ水分が多いときは、乾燥生姜・切り干し大根や干ししいたけを小さくして、乾燥したまま入れたりもします。
やはり、漬ける前に野菜の水分をキッチンペーパーなどで、きっちり拭いておくことも大切ですね。
お肉は、焼肉用の少し厚みのある牛カルビや豚バラなどがおすすめです。
脂身が、コクのあるさっぱりと酸っぱいジュースになって、お口いーっぱいに広がります!
あー、日本人でよかった。VIVA!発酵生活。
スーパーのおつとめ品を買いすぎても、冷蔵庫で醸しておけば安心の、お助けメニューに早変わりです。
◎酸味のオンパレード。それぞれの酸っぱさが引き立てあって、口の中がずーっとおいしい。
■材料
牛肉(豚肉でも) 1パック
ぬか床のぬか 適量
紫玉ねぎ 1/2個
A. バルサミコ酢 小さじ1(目安)
しょうゆ 小さじ1/2
オリーブオイル 小さじ1/2
アスパラ 1本
ゴールドキウイ 1/5個
■作り方
1.ぬか床のぬかとお肉を、小さなビニール袋に入れてまんべんなくもみ込み、冷蔵庫で2日~5日寝かせる。
2.紫玉ねぎはお好みの幅に輪切りにして、Aの酢・しょうゆ・オイルを合わせしばらく漬ける。
3.ゴールドキウイは皮を剥いて、食べやすい大きさに切る。
4.アスパラは、下の部分の皮をむき縦半分に切っておく。
5.ぬかを洗い流して、熱したフライパンで肉を焼く。しばらくすると水が出るので、アスパラを一緒に焼き水分を飛ばす。
■Point
お魚ならサンマがおすすめです!鶏肉はあまり向いていないように思います。
必ずビニール袋にとって、本来のぬか床とは別に漬け込みます。