<Vege8>オーガニックファーム綾

Vege8
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<R.O.R⓴>料理家【沼口 ゆきさん】無農薬長ねぎのちょっと台湾風

”あの人”に教えてもらうレシピのリレー Relay of  the recipes. Vol.20 !!

 

 

 

第20回目は、スペイン家庭料理研究家の丸山 久美さんからご紹介を頂きました、料理家・波よけ通りキッチン主宰の沼口ゆきさんです!

 

 

 

*自己紹介

 

料理家。波よけ通りキッチン主宰。

2009年、東京築地場外市場に料理教室『波よけ通りキッチン』オープン。
教室は、旬の食材を使ったシンプルな料理とそれに合うお酒を一緒にいただくスタイル。

2015年より台湾に留学。
2017年より東京で料理教室再開。

 

台湾では飲食店アドバイザーとして活動しているため、台湾と日本を行ったり来たりの日々。不定期で台湾イベントや胃腸の弱い方お断りのディープな台湾ツアーを開催しています。

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

沼口ゆきさんは、あの、有元葉子先生のアシスタントを8年間務めておられました。アシスタントになりたいと言っても、なかなかなれる先生ではないと思います、スゴ~イ!

 

 

コルドンブルーやパリのリッツでも学ばれた、お野菜が好き過ぎる沼口ゆきさんはなんと、いつか有機農業の盛んな町への移住が夢だそうです!

綾町を代表して、襟を正し、すかさず挙手させていただきました~!

 

 

 

 

丸山 久美さんからひと言

 

 

ゆきさんの手にかかると、どんな料理も上品でワンランク上の料理になってしまう。

 

長く築地をベースにしていらしたこともあり、素材を愛しみ向き合い大切にしているからこそだと思う。

 

ここ数年頻繁に行き来している台湾の料理が、またすてきなんです。

 

 

 

 

 

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~食にまつわるお仕事に携わる ”あの人!” たちに、おすすめの旬の野菜の食べ方を教えていただきます。~

 

 

<オーガニックファーム綾>の無農薬の長ネギを使って” 台湾のおかず”とリクエストさせていただいたところ、「長ねぎのちょっと台湾風」を教えてくださいました!

 

 

この”ちょっと”というのは、台湾には白ネギ(長ネギ)はないそうなんです。

でもでもところが、さすが、ゆき先生!

 

 

お写真だけでも、それはそれはおいしそうな完全なる台湾ネギ料理!このゆで卵がおいしくない訳がありません。はじめから明日食べる用にゆで卵を多めに用意して試作しました~!

 

 

長ネギが甘くて、もやしの歯ごたえとの相性も嬉しくて、ひき肉の煮込み汁が、そりゃもうシアワセ!

何しろ、作っているその匂いだけで家族全員ノックアウトーッ!

 

 

もちろん翌日はご飯にかけて、半熟ゆで卵をつぶしながら、豪快にスプーンで思い切り頬張っていただきました!

 

 

長ネギのちょっと台湾風 vege8

◎この長ネギの切り方、幅がね、ポイントなのです!

 

 

 

材料  (4~5人分)

 

 

豚ひき肉     250g
長ねぎ      2/3本(粗みじん切り)
にんにく     1かけ(つぶす)
サラダ油     大匙1と1/2

 

半熟ゆで玉子   2~3個(殻をむく)
 
A:水      500㏄
  醬油     大匙4~5
  塩      1つまみ
  紹興酒    大匙3(または酒とみりん少々)
  砂糖     大匙1

 

 

長ねぎ  2~3本(縦半分、5㎝の長さに切り、縦に6~7㎜幅に切る)
     (葱の青い部分はみじん切り)
もやし  2~3つかみ

 

 

 

無農薬長ねぎのちょっと台湾風の作り方

 

 

1. 鍋またはフライパンにサラダ油と粗みじん切りにした葱を入れて火にかけ、中~弱火で焦げる直前くらいまでしっかり炒め、豚肉、にんにくを加え、肉に中まで火が入るように炒める。

 

2. 1にAを加え、沸騰後あくを取り、中~弱火で30分程煮てゆで玉子を加え、そのまま冷ます。(できれば冷蔵庫で1日置くと美味しい)

 

3. 長ねぎ、もやしは沸騰した湯の中で1分ほどさっと茹で、ざるに取る。

 

4. 器に葱ともやしを盛り、2の豚肉を汁ごと適量かけ、葱の青い部分を散らし、ゆで玉子を添える。

 

 

※お好みで、豆板醤やラー油、黒酢を少々かけても。

 

 

 

 

◎台湾では葱と言えば、万能ねぎのことで、長ねぎはありません。

現地では、醬油味で甘めに煮た豚ひき肉は、ゆでたもやしのほか、茹で青菜にかけていただきます。茹でたうどんにかけて和え麺にしても美味しいので、たっぷり作って常備しておくと便利ですよ。

 

◎こういう食べ方は、新鮮な軟らかい長ねぎが断然美味しいです。是非、甘くて軟らかい新鮮な長ねぎで作ってみてください。今回は葱の青い部分は少量しか使いませんでしたが、新鮮なものはとてもおいしいです。捨てずに炒め物や薬味として使ってください。

 

 

 

 

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Vege8<オーガニックファーム綾>の野菜について

 

 

今回テーマの長ねぎ。
ねぎは冬が美味しいと信じていましたが、この季節でもVege8さんの長ねぎは甘みがあり、みずみずしく美味しいことに驚きました。もちろん新鮮なこともありますが、繊維に沿って太切りにしても繊維が気になりません。

 

レシピでは(Vege8さん以外の長ねぎで作られる方もいらっしゃると思い)やや細めに切りましたが、本当はこの長ねぎで太めに切って、長ねぎの美味しさを存分に味わって頂きたいなと思います。

 

元々、大の野菜好き。ベジタリアンではありませんが、日々の食事は野菜をたっぷりいただかないと落ち着きません。こういう素晴らしい有機野菜の生産者さんが日本中に増えてくれると有難いです。

 

 

 

 

沼口ゆき先生の本

 

 

 

やっぱりおいしいさかなレシピ

やっぱりおいしいさかなレシピ

  • 作者:沼口ゆき
  • 出版社:成美堂出版
  • 発売日: 2011年10月

 

ひとり暮らしのらくらくごはん

ひとり暮らしのらくらくごはん

  • 作者:沼口ゆき
  • 出版社:ブティック社
  • 発売日: 2010年02月
 

 

コンフィチュール・レシピbook

コンフィチュール・レシピbook

  • 作者:沼口ゆき
  • 出版社:成美堂出版
  • 発売日: 2005年11月

 

 
 
 ここではご紹介しきれませんが、魅力的な本がいっぱい!
 
 
 

 

 

編集後記:レシピ担当Yuki

 

 

 

長く築地にお住いの沼口先生。食材、とくにお野菜への愛情が深く、ベトナムと台湾への出張を控えた過密スケジュールの合間にもかかわらず、大変好意的に私たちにお力添えをいただきました。ありがとうございました!

 

今行きたい国は台湾!と、ずっと思っていたので、丸山先生から沼口先生をご紹介いただいた際にはビックリ&小躍り!台湾がグンと近づいたような嬉しい気分でした!

 

 

築地という土地柄、鮮度の良し悪しには厳しいであろうゆき先生の、シンプルで優しく、素材の持つ力を100%信じ切ったレシピは、野菜の作り手である私たちへのエールにも思えて、心が強くなれました。

 

もうそこここに台湾の風が漂うような、台湾の日常が垣間見れる、”台湾版 万能おかずの素”的ネギ料理、ごちそうさまでした!常備必須~!

 

 

 

※ 沼口ゆき先生のHPで<オーガニックファーム綾>の長ネギを使った先生のレシピ「長ネギと日向夏のくたくた煮」もご紹介いただいています!

 

 

とってもキレイ~!そして美味しいそう!

ゆき先生のHPでは、謎の白いソースへのアレンジもご案内されています。ホワイトアスガラガスのようなお味に近づくのだそうです、魔法のようなレシピも必見! 

 

 

 

 

 

沼口ゆき先生のレッスン情報

 

 

 

4月の料理教室は今週末!まだ空きはあるでしょうか?

ベトナムから帰られたばかりのゆき先生。日本の春の食材をたっぷり取り入れたベトナム料理になるそうです。

 

 

そして、7月は20日と21日に東京・谷中で『香港・台湾イベント』を企画中!

11月には『台湾食いしん坊ツアー』を開催予定! あ”~、行・き・た・い・!

 

 

詳細は、ゆき先生のHP「波よけ通りキッチン」でご案内しています。

 

 

 

 

 

<ひとこと脱線メモ>

 

沼口ゆき先生が師事されていた有元葉子先生のHPを、今回改めて拝見していたら、感涙の文章が綴られていました!

 

こういってはなんですが、イギリスのキャベツを食べると、日本のキャベツがいかに特別で美味しいかを思い知らされます。(笑)

日本の農産物は世界の宝石です。

大事に、いただきましょう。

  <引用元:ARIMOTOYOKO.COM>

 

キャベツは作っていないけど、泣ける~。(ゆき先生、脱線してスミマセン!)

 

 

 

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最後に。

今回でVege8の『”あの人”に教えてもらうレシピのリレー』は20回目を迎えました。

 

参加してくださった20名の、大好きな”あの人”、まさかの”あの人”、大切な”あの人”・・・。これまでに登場してくださった皆さん、おひとりおひとりのお力添えのおかげで、ここまで続けてくることができました。

 

次の方へのバトンは、皆さんの任意で繋いでいただいていますが、途中で一度もご紹介が途絶えることなくリレーが続いていることと、巡り合わせていただいたご縁は、この上なく、もったいないほどの奇跡の連続で、宮崎の山奥の小さな農家の私たちには、身に余る光栄です。

 

快くレシピを預けてくださった皆さんと、作ってみたり、次の回を楽しみに待っていて下さる読者の皆さんに、心よりの感謝を申し上げます。ありがとうございました。

 

まだまだ奇跡のリレーは続きます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

⇒これまでに”あの人”に教えてもらうレシピのリレーに参加してくださった皆さん。

 

 

 

 

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