<R.O.R ⓳>スペイン家庭料理研究家【丸山 久美さん】有機レタスのためのサンドウィッチ~豆ディップのラテンサンド~
”あの人”に教えてもらうレシピのリレー Relay of the recipes. Vol.19
第19回目は、フードライターの鹿野真砂美さんからご紹介を頂きました、スペイン家庭料理研究家の丸山 久美先生です!
*プロフィール
料理家、スペイン家庭料理研究家
料理教室mi mesa主宰
ツアーコンダクターとして各国をまわったのち、スペインに14年間暮らす。
スペイン料理をはじめいろいろな国の料理をベースにメニューを提案。
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丸山久美先生は、たくさんの書籍も出版しておられ、雑誌や、朝日新聞beでのレシピ連載などで、ご存知の方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
スペイン以外にも、たくさんの国を訪れた丸山久美先生が、帰国後に始められたお教室、”mi mesa”(ミ・メサ)はスペイン語で「私のテーブル」という意味。ひとりでも多くの方が「私のテーブル」でスペイン料理を楽しんでくださるようにとの思いが込められているそうです!
鹿野 真砂美さんからひと言
丸山さんのスペイン料理は、きっとスペインのお母さんって、こんなふうに家族のごはんをつくっているんだろうな、と思わせる、温かさと優しさに満ちています。
明るくお茶目なお人柄そのもののラテンなサンドイッチもまた、魅力のひとつ。レタスサンドもさっそくチャレンジしてみます!
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~食にまつわるお仕事に携わる ”あの人!” たちに、おすすめの旬の野菜の食べ方を教えていただきます。~
中南米やスペイン、ポルトガルなどの、陽気でダイナミックなご当地サンドをご紹介されている「よくばりラテンサンド」。各国をディープに旅された丸山先生の、彼の地への愛に溢れた大変魅力的な一冊です。

そのラテンサンドを、<オーガニックファーム綾>の無農薬の有機レタスを使って” レタスのためのサンドウィッチ ”にとリクエストさせていただいたところ、「レタスたっぷり!豆ディップのラテンサンド」を教えてくださいました!
もう、このメキシコ風の豆ディップが、ツボ過ぎました!
サンドウィッチを食べ終わって、豆ディップをスプーンで黙々と食べ続ける家人。辛さを少しUPして、豆はあまり潰さずに、とのリクエストに応えて翌日も作りました!これは、クセになりますね~。
◎春の装い、ライムが決め手! ヘルシーウレシー♪
そしてなんと、レタスのポタージュも一緒に教えてくださいました!
レタスをポタージュにしたのは初めてだったのですが、たしかにレタス。たしかにポタージュ。たしかに美味しいっ!
材料 (1個分)
・レタス(グリーンレタス、フリルレタス)
・アボカド
・レモン果汁 適量
・パン(バゲット、ホットドッグバンズなどお好みで)
◎豆ディップ (作りやすい材料)
ゆでた赤インゲン豆(キドニービーンズなど。煮汁も)250g
A 玉ねぎ 1個
にんにく 1片
青唐辛子 1本
赤唐辛子(種の量で辛さを調節する)1本
クミンパウダー 小さじ1/4
オリーブオイル 大さじ1
塩、こしょう 各適量
・一味唐辛子もしくはチリペッパーなど(あれば) 少々
・ライム (あれば。レモンでも)適量
有機レタスたっぷり!豆ディップのラテンサンドの作り方
① 豆のディップを作る。Aはみじん切りにする。フライパンにオリーブオイルを温め、Aを炒める。玉ねぎが透明になったら豆と豆のゆで汁(なければ水)適量を加え、豆をマッシャーなどでつぶしながら煮つめる。クミンパウダー、塩、こしょうで味を調える。(煮汁で好みのやわらかさに調節する)
② レタスは食べやすい大きさにちぎる。アボカドは実をフォークなどでつぶし、オリーブオイル小さじ1(分量外) レモン果汁、塩、こしょうで味を調える。
③ パンは切り込みを入れ①、②を好みの分量はさむ。好みで一味唐辛子、ライムをふりかける。
・レタスのポタージュ
1.玉ねぎ1/2個のみじん切りをオリーブオイル大さじ1で炒める。玉ねぎがやわらかくなったら、じゃがいも100gの薄切りを入れてさらに炒める。
2.水2カップを入れてじゃがいもがやわらかくなるまで煮込む。
3.レタス4~5枚を加えてしんなりとしたらブレンダーにかけピューレ状にする。塩、こしょうで味を調える。
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Vege8<オーガニックファーム綾>の野菜について
届いたばかりのレタスは、みずみずしくシャキシャキとした歯触りが心地よかったです。そして、かみしめると深みのある味が!いつものレタスより、ずっと濃い気がしました。
丸山 久美先生の本
丸山先生の著書の、ほんの一部をご紹介します。

編集後記:レシピ担当Yuki
料理好きなら、誰もが知っている丸山久美先生のお力添え、大変感激的です。図々しいリクエストをお願いいたしましたが、大変気さくにご快諾いただき、ありがとうございました!
最初に豆ディップを試作で作った際、「よくばりラテンサンド」でご紹介されていたトマトのサルサ”ぺプレ”と合わせたい衝動に強く駆られ、2回目には一緒に作り、ダイナミックにこぼしながら頬張りました!次は、アルゼンチン生まれのチミチュリを試してみたいと思います!
南国宮崎にぴったりな、陽気で豪快、太陽のよく似合うスパイシーな ”やみつきラテンサンド” 、ごちそうさまでした!
レッスン情報
スペイン家庭料理教室「mi meisa」は少人数のサロン形式。(東京・富士見ヶ丘駅)
旬の食材を使った季節のお料理や、本格パエリャ、タパスも学べます!
⇒これまでに”あの人”に教えてもらうレシピのリレーに参加してくださった皆さん。
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