食べ物を作る人が、心を乱してはいけないよ。
農作業ベテランのおばちゃん達に手伝って頂きながら、春人参の種入れが連日続いています。
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一粒一粒手作業で土の中に種を入れていきます。その種の総数、約10万粒。
効率的に種を入れていく機械もあるのですが、うちでは手仕事でおこないます。
母いわく、心をこめると発芽率が違うのだそうです。
指で土にくぼみをつけ、そこに種を入れていきます。
除草剤なども使わない有機農業なので、草むしり作業を省くため、黒いビニールシートに開いた穴に種を入れていきます。こうすると、人参と人参の間の草を抑えることができます。
みんな、農作業ベテランのおばちゃん達。
宮崎もまだ冷え込むため、白い布を、種を入れたところからかけ、保温してあげます。
黙々と、種を入れていきます。
もう何十年も農作業にたずさわり、流行りとかそんなことに関係なく、土に触れながら生きてきた人達です。
おやつの休憩時間、ニコニコ笑うおばちゃん達とおしゃべりをするのが楽しいのです。
昨日の10時のおやつ時間、約束時間を過ぎても納品に現れなかった資材業者さんの小言を僕が話したら。
「まさひで君、食べ物を作る人が、そんなことで心を乱してはいけないよ。」 と、言われました。
農業は命に囲まれた仕事なんだと、涙があふれそうでした。
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おしまい。
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