<R.O.R ➌>フードコーディネーター【谷口 由佳さん】ベジタブルタイカレー
”あの人”に教えてもらうレシピのリレー Relay of the recipes. Vol.3
お待たせいたしました!第三回目は、料理研究家・管理栄養士の 伊藤 晶子さんからご紹介を頂きましたフードコーディネーターの谷口 由佳さんです。
*プロフィール
エステティシャンからフードコーディネーターのアシスタントに転身。
「チューボーですよ」、「美味しんぼ」、料理教室などのアシスタントを経て、各国の飲食店での勤務ののちに、2015年独立。
フードコーディネーターとして活躍中。
西麻布「kitchen」や地元・我孫子「ハコカラ」にて料理教室を定期開催。
書籍には「美ゅ~てぃふる弁当」渡辺美奈代・小学1年生 別冊 鍋特集 など。
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アジア料理の魅力に惹かれた由佳さんの作るお料理は、とってもFun & Happyな雰囲気なのです。
伊藤さんからひとこと
「とてもバイタリティーのある、元気いっぱいの由佳ちゃん。
~食にまつわるお仕事に携わる ”あの人!” たちに、おすすめの旬の野菜の食べ方を教えていただきます。~
Vege8の有機JASにんじんを使って、”由佳さんらしいレシピ” とリクエストさせていただいたところ、元気でポップな「ベジタブルタイカレー」を教えてくださいました。
台所中がアジアの香りに包まれて、いい匂い!ミキサーにかけた人参がカレー自体に溶け込み、まず甘くて(!)あとから辛いタイカレーになりました。
素材を生かし切った工夫に脱帽です!
材料(4人分)
・人参 1本
・じゃがいも 2個
・玉ねぎ 1個
・しめじ 1パック
・ブロッコリー 小房にしたもの8個
・パクチー 適量
・グリーンカレーペースト 50g
・ココナッツミルク 1缶(400g)
・水 200cc
・油 大1 と 大2
・白みそ 大2
・ジャスミンライス 適量
べジタブルカレーの作り方
1.人参は皮付きのまま薄くスライスする。玉ねぎはスライス、じゃがいもは一口大に切って水にさらす。
しめじは石づきをはずしてほぐす。ブロッコリーは小房にして塩茹でする。
2.鍋に油(大1)・玉ねぎを入れて火にかけ、ふたをして5分程蒸し炒めする。しんなりしたところでにんじんを加え、うまみが出るまで更に5~10分蒸し炒めする。
3.2と水をミキサーにかける。
4.鍋に油(大2)とグリーンカレーペーストを入れて、弱火で香りが出るまで炒める。香りが出たら3のペースト、ココナッツミルク、水気を切ったじゃがいも、しめじを加える。
5.じゃがいもがやわらかくなったら、白みそを加える。
6.器に盛ってパクチーを飾り、ジャスミンライスとブロッコリーを添える。
※今回は、白みそでコクをプラスしたのがポイントです。
動物性のものは一切使用していません。ひと手間加えることで、野菜のうまみと甘さでお砂糖要らずです。
辛いのが苦手な方は、グリーンカレーペーストをレッド or イエローに変えてください。
Vege8<オーガニックファーム綾>の野菜について
とても生命力を感じるお野菜でした。力強くて、香りも味もしっかりとしていて、そのままでも充分おいしいです。今回は、野菜自身の持つうまみ・甘さを最大限に生かせるレシピをと思い作りました。
お野菜だけでこんなにも美味しくなって、作る私も感動でした!!
編集後記:レシピ担当Yuki
お写真を拝見しただけで、なんと可愛らしい方でしょう!いただいたレシピはなんと手書き!
由佳さんらしい元気とパワーに溢れ、それでいて大変工夫と計算のされた完成度の高いお味でした。
白みそを入れるとグっと深みが出て、動物性食品とお砂糖は不使用なのに満足度の高い、言われなければ人参が入っているとは気づかない、けどこの甘さは何?というサプライズなおいしいタイカレーでした。
お昼に二人で、「甘っ!」「うまっ!」「辛っ!」を繰り返し、大汗かいていただきました。ごちそうさまでした。
写真は後日、Instagramで。