一度は田舎を捨てるのかもしれないけどね。
以前書いた、ポートランドのサイドヤードファーム&キッチンは、農業と食を通して社会を良くしようというソーシャルグッドな活動だった。
そして、時代の後押しもあり、ポートランドではその活動に共感する人が増えていた。
綾町にも、ソーシャルグッドな活動をされている教育ファーム宮崎・綾というNPO法人がある。
農業と教育を主とした活動をされている NPO。
代表の奥誠司さんは、ブラジルの日本人学校で教鞭をとられた経験もある教育者であり、ニンジンやゴボウを生産されるプロの有機農家でもある。
その誠司さんから声をかけて頂き、近郊の小学生33名が参加された、「自然や”いのち”とのふれあい」と題した、子ども農山漁村交流プロジェクトに、ニンジンの間引き活動の担当で参加させて頂いた。
子供たちはみんな、ニンジンの間引き作業をするのは初めての体験。
子供達も、スタッフの方も、みんな、とてもいい~表情。
この瞬間を撮影してくれたのは、元新聞社、現綾町役場に勤める、大原ゆかりちゃん。
ゆかりちゃん、ナイスな瞬間をありがとう。
いろんな質問が続く。
そして聞く姿勢も素晴らしい。
きっと、君たちの多くのは、高校卒業後、都会に出て行くんだろうね。
地方にどれだけ大きなショッピングモールができたとしても、いくらグーグルが世界中を丸裸にしても、誰も君たちを引き留めておくことはできないよ。
20代、30代は都会に出て沢山の人と出会ってほしい。
都会の魅力のひとつは、人の濃さだからね。
そして、いずれ、この田舎に帰ってきてほしい。
だから、そのためにも、土に触れる機会がある子供達は、土や作物に触れる体験を増やしたほうがいい。
いずれ、必ずその感覚は、都会の赤い夕焼けをひとり、大きな川を渡る電車の窓越しに見たとき、田舎へ戻りたいスイッチをフイに入れたりするからね。
な~んて感傷的なんてことを、秋なのに暖かい日に、ニンジンの話をしながら感じました。ちゃんちゃん。
子供達や親子を対象にした、様々なソーシャルグッドなイベントを開催してているNPO法人、教育ファーム宮崎・綾さん。
近郊の方々は是非参加してみてください。
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