土の中では、人参ジュース用の無農薬有機人参のカロチンが増えてましたよ。
11月中旬の出荷に向け、人参ジュース向けに栽培している無農薬人参の成長が進んでいます。
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人参の栽培では、発芽の善し悪しが品質・収量に大きく影響します。
種を蒔いた日に夕立なんてきたら、種が流されて発芽率が50%にまで下がるのです。
今年の冬人参の栽培面積が約2250坪程。
計画収量が約26~30トン。
こんな感じに、発芽を揃え成長させてあげることが、無農薬・無化学肥料、除草剤も使わない有機栽培人参を計画通りに収穫するためには、とてもとても大切なことです。
8月に種をまいた人参。
写真のように根元に土をかけるのは、成長してきた人参が土の外に出て、寒さでの変色を防ぐためです。
首の方が紫色に変色している人参は、冬の時期に寒い外気に当たってしまったためなのです。
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10月に、ひたすら土の中で大きくなるのです。
10月は土の中で人参が肥大します。
そして、人参の代表的な栄養素であるカロチンの形成に非常に大切な時期でもあります。
雨が多く水分が十分な状態よりも、少し乾きぎみの方が多くカロチンが形成され、栄養価の高いジュース用に適した人参ができます。
今年の宮崎は、昨年の10月と比較すると現時点(10月23日)で晴れの日が6日も多く、日照時間が長いのです。
雨は少なくても、土に適度な保水効果があるのと、写真のように根元には朝露が毎朝落ちています。
土の適度な保水効果とこの朝露効果が、カロチン形成のための適度な土の状態になっていると考えられます。
カロチンが形成される大切な要素は
○ 土が乾きぎみであること
○ 平均温度が16度以上、21度以下が最高。
○ 太陽が多く当たること。
○ 土の中に適度な水分があること。
今年の綾町の10月は、カロチンたっぷりのジュース用人参栽培には最高な環境です。
今朝少し掘ってみたらこんな感じで、カロチンが増え、鮮やかなオレンジ色になってきていました。
人参のオレンジ色はカロチンの色です。 冬に育てる人参は、カロチン量の多い黒田五寸という品種になります。
人参シーズン中、僕の朝ゴハンは新鮮な人参ジュースのみ。
甘~い人参ジュースが楽しみです。
おしまい。
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