ニンジンの理想的な間隔と大きさ。
今年は例年よりも温かく、12月に雨も多いですね。
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こんな環境下で、ニンジンを畑にそのままにしておくと、ぐんぐん大きくなっていきます。
大きいものだと400g以上にもなり、小さな大根ほどの大きさになってしまいます。
左の2本が、理想的な大きさのニンジンで重さは250g~290g程。
右は400g近くまで成長し、市場での商品価値が下がってしまうもの。
なぜこうなってしまうかというと。
こんな感じに、ニンジンとニンジンの間隔が1ocm以上離れてしまうと、大きく成長しすぎてしまったりします。
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それに大きく成長したニンジンは、ニンジンの上部が地表に出て、気温の低下等により赤紫に変色したりもします。
この変色も、味は変わらないのですが、市場での価値を下げてしまいます。
理想的な大きさに成長してもらうには、ニンジンとニンジンの間の間隔が重要です。
うちの冬人参は新黒田五寸という品種を育てているのですが、その品種だと理想的な大きさに成長するニンジン間の間隔は、約7.5cm。
この間隔になるように、種を蒔き、芽が出てきたら間引きとよばれる、ニンジンの間隔を調整する作業をしていきます。この間引きの回数と間隔が、大きさや形のよい人参を作る重要な作業のひとつになります。
1本1本、手作業で間引き作業をしていきます。
ニンジンの栽培過程で、一番時間を使う重要な作業です。
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きちんと間引きされた列や箇所では、このように大きさのそろったニンジンができます。
大きなニンジンは大味になると言われますし、今年の11月、12月は平均気温が例年よりも2~3度高いので、大きなサイズのニンジンをジュースにした際の糖度も心配しておりましたが、ジュースとしてもおいしい甘さの、糖度7.1度程ありました。
市場価値の下がった大きめのニンジンを、大量のニンジンジュースが飲みたい方のために、数量限定になりますが割安で販売もしております。
今年も、あと6日。
まだまだニンジンの収穫が続く日々です。
おしまい。
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