「勘」が必要ですね。
ジャガイモ、サツマイモ、いろんな芋。
いろいろな芋のなかで、里芋がいちばん好きです。
掘りたてを湯がき、少し醤油をつけて食べると、芋焼酎がすすみます。
昨日、里芋の定植がおわりました。
「勘」が必要ですね。
例年であれば、4月に入って行うのですが今年は少し早く植えました。
農作業の結果(品質や収量)は多くの要素に左右されます。
「結果」に対しての、「原因」が多様です。(多様すぎです)
天気、土の状態、種の状態、暦、定植の時間帯、夕方の夕立の有無、とかとかとか。
僕ら農家が、結果に対してあーだこうだ言うときの言葉の中では、「憶測」の部分がかなりしめています。
本当の原因が何なのかを見つけるとき、原因となる要素が多すぎ、その見極めが難しいのです。
最近、新聞なんかで、大きな企業がITサービスで農業参入するという広告をよく目にしますが、農業を何十年もやってきた大先輩たち、考えながら同じことを何十年も繰り返してきた農家の人達の「勘」には、自然相手の農業では、流石のITもかなわないのでは?と思ったりします。
何十年も畑で過ごしてきたベテラン農家のおじちゃんおばちゃん達が、うまく言葉にできない「勘」の部分を学ぶのも、若い農家の役目だと思っています。
おしまい。
【関連記事】
最近の投稿
-
一緒に未来を創ってくれる方を募集しています。...
-
これが最新の花粉症対策!?花粉症がひどければ「高濃度ビタミン...
-
「本当の自分で生きる」...
-
ライザップがリバウンドしやすい理由。...
-
遺伝子組み換えコーン!?トランプ大統領のツイッターを見ていた...