<R.O.R ➍>東京・駒場 ape【島田 伸幸さん】有機人参とお米のミモザ風リゾット
”あの人”に教えてもらうレシピのリレー Relay of the recipes. Vol.4
第4回目は、フードコーディネーターの谷口 由佳さんからご紹介をいただきました 東京・目黒にあるオーガニックレストラン【ape】の島田伸幸さんです!
*プロフィール
2001年 東京六本木にcuisine nature(自然な料理)
有機野菜や天然魚介、
「低糖質」「減塩」「グルテンフリー」「低カロリー」等、
2010年 「cuisine nature(自然な料理)」を出版 西麻布に移転
2015年 白金台に ORGANIC LAB CAFE CIAO BELLA WITH GIROLOMONIをオープン
2015年 店名を ape (アーペ)に変更
2016年 目黒区駒場・東京大学駒場リサーチキャンパス内 へ移転
あの!オーガニックレストランのオーナーシェフ、まさか、まさかっ!の登場です。
谷口さんからひとこと
「素材の味を引き出すスペシャリストの島田シェフ。お料理は口に入れた瞬間、素材の味が広がって幸せな気持ちにさせてくれます。素敵な笑顔と優しい料理は食べた人を虜にさせます!私の尊敬するシェフです。今回のレシピも楽しみです。」
~食にまつわるお仕事に携わる ”あの人!” たちに、おすすめの旬の野菜の食べ方を教えていただきます。~
Vege8の有機JASにんじんを使って、”シェフのおまかせレシピ” とリクエストさせていただいたところ、炊き上がりがミモザの花のような、目を丸くするほど美味しい「人参とお米のミモザ風リゾット」を教えてくださいました。
※2ヶ月に1回のレシピのリレー。4月の掲載予定を延期して6月の公開になっています。
やさしい味の奥に 「何が入っているの?」と聞きたくなる、材料・分量・加熱時間・・・すべてが絶妙~なシェフの味を堪能できる絶品リゾット。人参&有頭えびのおいしいところのかけ算で、人参嫌いの方でも抵抗がないはずです。
おもてなしにも、ぴったり~。
材料(2人分)
・米 1カップ
・玉葱 30g
・オリーブオイル 20g
・白ワイン 大1
・有頭海老 2本
・人参(すりおろし) 160g
・レモンスライス 4枚
・塩、白胡椒 少々
有機人参とお米のミモザ風リゾットの作り方
1、 蓋つき鍋にみじん切りにした玉葱とオリーブオイルを入れ、弱火で透明になるまでいためる。
2、 米を加えて約30秒炒め、白ワインを入れる。
3、 背ワタを除いた海老と人参、塩、水(1カップ)を加える。
4、 レモンスライスをのせ、蓋をして中火にかける。沸騰したら弱火にして、12分間たき、火からおろして10分蒸らす。
材料に拘りぬく島田シェフのレシピ。
可能であれば極力いい素材、塩だけでも普段よりいいお塩を使ってみてください!
Vege8<オーガニックファーム綾>のの野菜について
一つ一つのお野菜が美しく、よい素材共通のもつ力を放っています。
味も香りも素晴らしいですね、とても優等生的なお野菜だと思います。
島田さんの本
編集後記:レシピ担当Yuki
「本当にいいんですか?」と何度もお聞きするほど、もったいなく恐縮する私に島田さんは気さくに応じてくださいました。春の掲載予定に季節を合わせてくださったミモザ、大幅に遅くなってしまい申し訳ありませんでした。
ひとくち目がまず甘くて!(素材の持つ甘み)、次に滋味が広がって、やさしくて、しばらく深い余韻が残ります。
島田さんの素材に対するまなざしを感じられる自然なお料理、姿もお味も美しいです!
お預かりしたレシピの試作は毎回、私以外にも食べる人がいて感想や様子を観察するのですが、今回の試作は一人でした。お米1合分、おかわりをくりかえし、一人きりですべて食べてしまったほど(笑)美味しかったです!
日頃、ご飯(お米)はあまり摂らないパパにも感想を乞うたら、「やさしくて止まらないなぁ」と、同じように一人で1合完食していました(笑)。もういつでも作れるように、有頭えびを常にフリーザーにキープしている私です。
身近な少ない材料で、手順もシンプルなのにシェフの味、ごちそうさまでした!
店舗情報
<ape cucina naturale by ciaobella> オーガニックレストラン アーペ
TEL 03-5452-6092
ランチ:11:30 – 15:00 (LO 14:30)
<Organic Lab Cafe ”Ciao Bella” with Girolomoni> 白金 カフェチャオベッラ
東京都港区白金台4-6-1 東京大学医科学研究研究所 近代医学記念館内
03-6450-4828
水・日 12:00~16:00
ディナーは完全予約制
行ってみたいな~。